キッズ・ベビー

アウター

キッズ・ベビーの古着のイメージ

子供服の中でもアウターは伸縮性に乏しいので、現在の子供の体形から少しだけ 大き目のサイズを購入するのが鉄則です。 ですがそんなささやかな抵抗もキッズのスクスクと音のしそうな成長の前では わずかな時間稼ぎにしかなりません。 靴下なら多少足が大きくなったところでしばらくは使うことができますが、 上着などアウターだとそうはいきません。 腕が太くなれば袖が通らなくなりますし、長くなればヘンテコな姿になります。 ブカブカなら子供服としてはセーフになりますが逆はアウトです。 なので秋に買ったアウターも冬を越して春を迎え、夏が終わって再びやってきた 秋にはもう小さすぎてその子が着ることは出来ないのです。 数ヶ月着用しただけで使い物にならなくなるのですが、わんぱくな子供が使用 していた服でもそんな短期間でボロボロにはなりませんし、サイズ以外の問題は ないので他の子供なら着ることができます。 というわけでリサイクルなのですが、とにかくサイクルの短い子供服は沢山の品 があちこちのショプで扱われています。 近年の日本は少子化の傾向があるといわれていますがリサイクルショップを見て 回るとそんな話は信じられないほど子供用の上着類が山のように販売されており、 物色している間にも買取してもらおうと持ち込みをする親の姿を目撃するでしょう。

スカート

女の子用のスカートも可愛く着られる期間が短いので、早ければ購入後数ヶ月で リサイクルを考えることになる子供用衣類です。 子供服売り場で見つけて買ったときには膝下の丈だったけど、それから79日が 過ぎて健やかな成長を遂げた子供に履かせてみたらなんと丈が膝上になってしまい、 まだ幼いにも関わらずけっこうセクシーな感じになってしまった、ということも たまにはあるようです。 国民的アニメに出演している海草っぽい名前のキャラクターがそんなビジュアル をしていますがちょっとけしからん姿だと思いますし、自分の娘にそんなスカート を履かせ続けるのは気の毒な話です。 いくら日曜の夕方で子供が観る時間帯のアニメではないからといって、ミニスカート を小学生に履かせ続ける設定はいかがなものかと疑問を呈さずにはいられません。 丈が短くなったら露出を気にして使用を禁止すべきでしょうし、もっと足の短い 女子に履いてもらえるよう取り計らうべきです。 具体的には知り合いの中に自分の娘より足の短そうな子がいたら譲ってあげたり、 リサイクルショップに持ち込んで引き取ってもらうことになります。 でも業者に買取してもらうのは周囲の女子の中で自分の娘が一番短い足をしていた 場合だけで、着てもらえそうな子が近くにいるのならその子に履いてもらった方が 気分もよくなるかと思います。

シューズ

子供の身体の中で成長の早い部位はどこかと質問を投げかけてみたら、ほとんどの 子供は質問に答えずニコニコしたまま今している遊戯を続行するでしょう。 それほど難しい問いではありませんが聞く相手が間違っており、そうしたことを 質問するのならその親に聞くべきです。 では幼い子供を持つ親に同じ質問をした場合、どんな返答をするのかというと半数 くらいは「足だね」と回答するでしょう。 成長の具合を調べる際は身長にばかり目が行ってしまいますが、足のサイズも 身長に比例してかなりの速度で大きく育ちます。 なので子供用の靴を買った日から数ヶ月もすればもう窮屈になり、それでも無理矢理 そのシューズを履かせていると足が痛いと泣き出すことにもなるのです。 成人した大人ならそんなことはないのですが、子供の足は急激に膨らんでいくので まだ買ったばかりでピカピカでも使用できなくなってしまうことがあるのです。 20歳を過ぎればほとんど足のサイズは変わらないので、数十年は同じ靴を使用 することが出来ますしたいていの大人はそうしているかと思いますが、子供用の 靴は使い捨てとは言いませんがかなり短いサイクルで交換しなければなりません。 なので古着扱いでショップに引き取ってもらうことも多く、またそれを買い求める 親も増加している気配があります。 すぐに次の子が育ってきているならお下がりとして兄弟で使うこともありますが、 一人っ子が増えていることもリサイクルショップの繁栄に一役買っているのでしょう。